MVNOのギモンを解消!

格安SIMとLTE回線で、
日々のランニングコストを
節約しよう

「格安SIMでも、安さとデータ通信の快適さを両立したい」そう思いながら格安SIMを検討する人は多いのではないでしょうか。「月額料金が安い格安SIMを選べばよいのでは?」と思いがちですが、格安SIMのプランはデータ通信容量ごとに何段階かに分かれていたり、格安SIMを取り扱うMVNOごとに様々な特典やお得なオプションサービスを提供していたりする場合もあり、総合的に考えるとどれを選べばよいのか迷ってしまうかもしれません。

LinksMateを運営する株式会社LogicLinksもMVNOの一つです。

スマホ料金を賢く節約するためには、自分のスマホの使い方に合ったプランやMVNOを選ぶのが一番です。その前の準備として、“LTE回線”を使った高速データ通信での節約方法について、押さえておきたいポイントをご紹介します。

LTEとは何か?3G、4G、LTE、5Gの棲み分けを解説

はじめに3G、4G、LTE、5Gについて、簡単に解説します。

3Gとは

3Gとは3rd Generationの略で、第3世代移動通信システムの通称です。かつてアナログ方式の1G(第1世代)、メールやネットの利用に対応したデジタル方式の2G(第2世代)のモバイル通信規格がありました。2000年代に入ってからは、より高速化された3Gが主流になります。3Gに該当する代表的なサービスとしては、NTTドコモの「FOMA」、auの「CDMA 1X」「CDMA1X WIN」、Vodafone(現・ソフトバンク)の「Vodafone Global Standard」(「SoftBank 3G」)が挙げられます。

4Gとは

4Gとは4th Generationの略で、第4世代移動通信システムの通称です。4Gはさまざまな通信規格の総称で、3Gよりも新しい規格である4Gの方が、通信速度は速くなります。

LTEとは

LTEはLong Term Evolutionの略で、3Gの次に登場した、4Gに含まれる通信規格のひとつです。厳密にいうとLTEは3.9Gで、3Gから4Gへのスムーズな移行をめざすために作られたものですが、今では4Gに含まれる扱いとなっており、4G/LTEと並列して書かれることもあります。
3大キャリアの4G/LTEに関するサービスの名前は、NTTドコモでは「Xi(クロッシィ)」、auは「au 4G LTE」、ソフトバンクモバイルは「SoftBank 4G LTE」となります。各社ともにLTEの増強に力を入れています。

5Gとは

5Gとは5th Generationの略で、第5世代移動通信システムの通称です。
4G/LTEで提供してきた高速・大容量をさらに進化させ、それに加えて低遅延、多数接続の特徴を持った通信です。

3Gと4G/LTE、5G、どう違う?

エリアの違い

3Gと4G/LTE、5Gは対応するエリアが異なります。概ね都市部では4G/LTEが主流となっていますが、一部地域では3Gのみが対応しているエリアもあります。
また、5Gは2020年4月時点では一部対応施設・スポットでのみ提供されております。

通信速度の違い

最も大きな違いは通信速度です。3Gよりも新しい通信規格である4G/LTEの方が通信速度は速くなり、より新しい通信規格の5Gはさらに高速になります。

4G/LTEを利用した格安SIMの特徴

格安SIMの4G/LTEとは

格安SIMとは、主にNTTドコモやau、ソフトバンクといったキャリアの回線等を借りて通信環境を提供するMVNOが取り扱っているSIMカードです。キャリアと比較して月額料金等が大幅に安い場合が多いため「格安SIM」と呼ばれます。通信速度が速い4G/LTEですが、格安SIMを利用する場合には、いくつか覚えておきたいポイントがあります。

4G/LTEは対応している機種でしか利用できない

4G/LTEを利用したいのであれば、4G/LTEに対応している機種を選ぶ必要があります。古い機種や海外製品など、まれに3G専用の機種があるのでご注意ください。
5Gは対応するSIM、端末、エリアが揃うことで利用することができます。5G契約のSIMでは3Gの通信が利用できず、5G対応機種で4G契約のSIMを利用される際も3Gが利用できない場合がありますのでご注意ください。

各MVNOでは対応機種が公開されているので、そちらで確認しましょう。

MVNOによって速度が異なる

格安SIMを扱う事業者・MVNOは、各社で借りている回線の量(帯域)が異なります。決まった量を利用者間で分け合う仕組みになるので、利用者の多さ、MVNO独自のネットワーク設備の補強があるかないかといったことも、通信速度に影響しています。各MVNOは高速データ通信時の通信速度を公表していますが、実効速度は必ずしも保証されるものではありません。

混雑しやすい場所・時間帯がある

都市部や駅構内など、ひとつの場所に大勢の人が集まると、ネットワークへのアクセスが集中するために通信速度が低下しやすいです。
公共交通機関を使う通勤・通学時間、休憩時間となるお昼休み頃や夜間といった時間帯は、スマートフォン・携帯電話の利用者が多くなります。したがって通信速度も低下する傾向にあります。
ただこれらは、格安SIMだけでなくNTTドコモやau、ソフトバンクといったキャリアの携帯電話でも起こる現象です。格安SIMのネットワークへのアクセスのしやすさはキャリアと同等のため、さらに他の要因があるときはキャリアより速度が下回る場合もあります。

プランの基準はデータ通信容量

格安SIMの料金プランはデータ通信容量が基準となって分かれている場合が多いです。基準となるデータ通信容量が大きいほど、基本的にプランの価格も上がっていきます。また、1ヶ月5GBのプランを選んだ場合、月の途中でデータ通信容量が5GBを超えると、それ以降月が替わるかデータ通信容量を追加するまで低速データ通信になります。

格安SIMでの節約に向いている人

節約のためには、まず自分がスマホをどう使っているか、普段の使い方を見極めるのがポイントとなります。よく使う時間帯や場所、アプリやテザリングなど、一度ご自分の使い方を研究してみましょう。
格安SIMでの節約に向いている方は、たとえばこのような方々です。

Wi-Fiを使える環境がある方

ご家庭や職場など普段過ごす場所にWi-Fiがあるなら、通信容量の少ないプランに変えることで大幅な節約が見込めます。

Wi-Fiに接続すればデータ通信量はカウントされないので、格安SIMのデータ通信量は少なくなります。特にデータ通信量の大きい動画の視聴、アプリのダウンロード及びアップデートはWi-Fiで行うようにすれば、通信量を抑えることができるでしょう。

メッセージアプリやSNSの利用が中心の方

動画やアプリのダウンロードなどに比べれば、メールなどテキストが中心の利用の場合にはデータ通信量が少なめです。こういったデータ通信量が少ない機能やコンテンツを中心としたご利用ならば、月々のデータ容量が少なくて低価格なプランを選ぶ、というのも選択肢のひとつです。

混雑時間帯に通信をしない方

値段が同じならば、よりスムーズにデータ通信ができる方が、お得感が増すのではないでしょうか。そのため、通勤・通学時間やお昼休みといった混雑しやすい時間帯を避けることができる方も格安SIMに向いていると思われます。

家族で格安SIMを使いたい方

格安SIMでSIMカードを複数枚契約する場合、追加のSIMカードが安く購入できたり、データ通信量を分け合えるオプションが付いていたりとお得になる場合があります。家族で使いたい方にとっての利点となると思われます。また、複数の端末を使いたい人にも良いのではないでしょうか。

ヘビーユーザーでも検討の余地あり

MVNOによっては大容量プランがありますので、動画の視聴やテザリングを頻繁に行う方やWi-Fiが使えない方などのヘビーユーザーも、20GBを超える大容量のプランや月間データ容量を無制限としたプラン等の選択肢が考えられます。

結局、コストはどれくらい?

MVNOごとに特徴的なプランがある

MVNOでは、格安SIM向けプランとしてデータ通信容量を基準にさまざまなプランを提供しているケースが多いです。

データ通信容量を固定したプラン

たとえば、LinksMateでは、100MB〜1TBの全38種類のデータ通信容量から選択できます。価格は、データ通信+SMSのSIMカードの場合、1GB 517円、30GB 3,685円(いずれも月額・税込み価格)となります。

段階的に定額のプラン

1ヶ月に使ったデータ通信量に応じて、段階的で尚且つ自動的に料金が上がっていく従量制の仕組みのプランもあります。2段階定額はキャリアでも行われてきたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、格安SIMの場合は5段階、8段階、なかには12段階という設定をしているMVNOもあります。

  • LinksMateでは段階的に定額となるプランの提供はありません。

使い放題プラン

MVNOによっては、LTE使い放題というプランもあります。音声通話なしのデータ通信専用の格安SIMであれば、概ね2,000円~2,500円程度のプランが提供されている場合が多いようです。
ただ使い放題といっても、無制限で使い放題と謳っているものもあれば、直近3日間の通信容量が一定の値を超えた場合、通信速度に制限がかかる場合もあるので、事前に条件を確認しておきましょう。

  • LinksMateでは使い放題プランは提供していません。

月額だけでなく、追加容量の価格もチェック

データ通信容量を超えて低速モードとなってしまっても、容量を追加できるサービスが提供されていることがあります。追加できるデータ通信容量や価格の設定はMVNOによって異なります。
たとえばLinksMateでは、100MB追加は1回88円、1GB追加は1回550円(いずれも税込み価格)です。1ヶ月のデータ通信容量を月の途中で使い切ってしまっても、容量を追加購入すれば再び高速データ通信ができるようになります。

他のオプションにも、MVNOごとにバリエーションが

対象の動画や音楽を定額で通信量制限なく利用できるサービス、アプリが数種類使い放題のサービスといったように、MVNOごとにさまざまなオプションやサービスがあります。月額料金だけでなく、自分の使い方に合ったオプションから選ぶといった方法もあります。

  • LinksMateでは「カウントフリーオプション」という、対象のゲームやコンテンツ、SNSの通信量カウントが90%以上オフとなるオプションを提供しています。

ポイントまとめ

節約のために抑えておきたいポイントは、

まず自分がいつ、どこで、どれだけスマホを使っているかを見極める

自分の利用方法に見合ったプランとその月額料金を調べる

利用用途によってお得になるオプションがあるか確認する

こういった点をチェックすることが挙げられるでしょう。料金シミュレーションが用意されているMVNOもあるので、そちらもぜひ活用してみてください。

LinksMateでは、サイト内の料金シミュレーションによって、月々にかかる費用をシミュレーションすることができます。

各社の社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

一部を除き2017年8月時点での情報です。