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格安スマホの
通信速度について学ぶ
通信速度が速いか遅いかは、回線の問題もありますが、それに加えて実はスマートフォンの使い方や生活スタイルも関係しています。ここでは、通信速度についての基本と、格安スマホを選ぶなら確認しておきたいことも合わせて紹介していきます。
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通信速度はどのくらい必要か
そもそも格安スマホは「何を使って通信するのか」から見ていきましょう。
基本的に回線は3大キャリアと同じ
格安スマホは、NTTドコモやau、ソフトバンクといったキャリアの回線等を借りて通信環境を提供しています。
格安スマホを取り扱う会社も含め、携帯電話の回線等を自社で所持せず他の事業者から借りてサービスを提供する事業者のことを「MVNO(Mobile Virtual Network Operator/仮想移動体通信事業者)」と呼びます。MVNOには、プロバイダ事業を展開する企業や、有名企業も名を連ねています。
LinksMateを運営する株式会社LogicLinksもMVNOの一つです。
通信品質は特にMVNOだから異なるということはなく、基本的には3大キャリアと同じです。キャリア各社は通信環境を改善するためにさまざまな対策を施しています。
キャリアの最大通信速度と実効速度
NTTドコモやau、ソフトバンクといったキャリアは、理論上の通信速度と、総務省が定めたガイドラインに基づき計測した実効速度(実際の速度)の結果を公表しています。
NTTドコモの料金プランのひとつ「Xiデータプラン ライト」を例に挙げると、Xi(LTE)の受信時の最大速度は150Mbps、112.5Mbps、100Mbps、75Mbps、37.5Mbpsとなっています。
- 機種やエリアによって異なります。
これらの通信速度は、必ずしも保証されるものではありません。さまざまな要因で実効速度は低下する可能性があります。
NTTドコモの公式サイトで公表されている実効速度は、
Androidの実効速度(下り):97Mbps~162Mbps
Androidの実効速度(上り):18Mbps~28Mbps
iOSの実効速度(下り):88Mbps~146Mbps
iOSの実効速度(上り):17Mbps~27Mbps
となっています。
- 下り=ダウンロードのこと
- 上り=アップロードのこと
格安スマホの実効速度
最大通信速度はMVNO各社で違いますが、LinksMateでは高速データ通信時:下り最大988Mbps/上り最大131.3Mbpsです(高速データ通信時)。
これは理論上の数値で、格安スマホでも実効速度は異なります。実効速度はおおむねキャリアの実効速度より下回ります。
最大通信速度は、ご利用の端末やエリア等によって低下するため、実効速度として保証するものではありません。詳しくはNTTドコモのサイトをご確認ください。
通信速度はスマートフォンの機種によっても異なる
キャリアでも格安スマホでも、通信速度はスマートフォンの機種性能や対応している周波数帯によって異なります。一般的に新しい機種ほど性能は上がる傾向にあります。
用途によっては格安スマホでも十分なスピードとなる
ただし、用途によっては、それほどの速度が出ていなくても十分な場合もあります。以下、用途別に、これだけあれば十分だと考えられる値を挙げていきます。
- 同じ通信速度でも、速い/遅いという体感は個人によって違うので、あくまで目安としてお考えください。
メール、LINEなどのメッセージアプリ
テキストだけのやり取りなら、100~200kbpsもあれば、ほぼリアルタイムにやり取りができます。画像や動画のやり取りが含まれると遅くなります。
サイト閲覧
テキストを中心としたページならメールやメッセージアプリと同じ100~200kbps程度。画像が多く使われているページなら、その数にもよりますが、500kbps~1Mbps程度でしょうか。
LinksMateの低速データ通信時での通信速度は、上り下り共に最大200kbpsとなります。
詳しくは「サポート・ヘルプ」の「通信速度はどれくらいですか?」をご覧ください。
動画、Web配信番組
動画はデータ量が多いので、快適に閲覧するならその分速度が必要です。動画サイトによっては画質が数種類用意されており、低画質の方が読み込みは速くなります。
低画質であれば最低でも500kbps程度あれば閲覧ができます。標準画質で1Mbps、高画質でも2Mbpsあれば問題ないでしょう。
自分に必要な通信速度を見極めよう
キャリア、MVNOによって最大通信速度は違い、実効速度はそれ以下になります。MVNOはキャリア以下の通信速度となることがあります。
ただ用途によっては高速な通信速度を必要としないケースがあるので、ご自分のスマートフォンの主な用途を見極めることが、適切な格安スマホを選ぶための基準となります。
格安スマホの通信速度が遅くなるのはなぜ?
格安スマホの利用者数で変わる
自分が使っているMVNOの利用者数が通信速度に影響します。MVNOは3大キャリアから一定量の回線をレンタルして、利用者で分け合っているため、同じ量の回線をレンタルしている場合、利用者が少ないほど通信速度は速くなり、利用者が多いほど通信速度は遅くなることになります。
ただし、通信速度の速さを狙って利用者数の少ないMVNOを選ぶのではなく、あくまでも選択する際のひとつの目安としておくのが無難です。
MVNOによっては、利用者数増加に併せてネットワーク設備を増強し、通信速度の向上を行っているところもあります。
生活スタイルで変わる
毎日の生活スタイルや使い方によっては、以下のような環境の変化で通信速度が変わる可能性があります。
利用者が多いエリア
スマートフォンを使う人が多い都市部や、電車やバスなどの公共交通機関などでは、ネットワークへのアクセスが集中するために通信速度が低下します。公共機関や屋外で多くの人がスマートフォンを触っている光景は、よく目にするのではないでしょうか。
ただし、人が多い所でアクセスが集中するのは、格安スマホだけではなくNTTドコモやau、ソフトバンクといった、キャリアのネットワークでも起こる現象です。格安スマホからのネットワークへのつながりやすさは、キャリアと同等か、他の要因があるときには同等以下となります。
混雑する時間帯
通勤・通学時間、休憩時間となるお昼の時間や夜間といった時間帯は、スマートフォン・携帯電話の利用者が多くなります。したがって通信速度も低下する傾向にあります。
使い方による違い
動画を高品質で閲覧する、アプリやシステムをダウンロード・アップデートする、PCやタブレットからスマートフォンを介してインターネットに接続する「テザリング」を行うなど、データ通信量が著しく多くなる使い方をしていると、条件によっては通信制限にかかってしまう可能性があり、通信速度が遅くなることもあります。
逆に画像や動画がそれほど多くないサイトやSNSの閲覧、メッセージの送受信、メッセージアプリなどのテキストを中心とした利用をメインに使っているのであれば、データ通信量はそれほど多くなりません。万が一通信制限にかかって低速データ通信状態になったとしても、それほどストレスを感じずに使うことができます。
基地局が工事中のときがある
キャリアやMVNOによるネットワーク設備の強化・メンテナンスで、ネットワークが使えなかったり、通信速度が遅くなったりすることがあります。多くは一時的な現象です。
多くのMVNOは帯域保証がない
<帯域保証>とは通信速度の最低限が「保証されている」通信サービスのことです。たとえば1Mbps以上の保証がされていたら、原則1Mbps以上の通信速度が出ます。常に保証された最低速度以上の速度で通信が行われる反面、料金は高くなります。
また、定められた通信速度以上の速度を「可能な限り提供することを約束する」通信サービスを<帯域確保>といいます。たとえば1Mbps以上の帯域確保がされていたら、万が一1Mbpsを下回った場合は1Mbps以上の通信速度が出るように改善を行うことになります。こちらは保証ではないので、帯域保証型よりも安価です。
通信速度を帯域保証も帯域確保もしない代わりに、より安価であるサービスを<ベストエフォート型>と呼びます。「帯域保証がない」という表現は、概ねベストエフォート型のことを指します。
多くのMVNOが安くサービスを提供できるのは、高コストとなりうる帯域保証がないことも理由のひとつです。一部のMVNOでは帯域確保型サービスや、一部に帯域確保を取り入れたサービスを提供しています。
- LinksMateでは帯域保証はありません
キャリア、MVNOに限らず、通信速度が低下する際にはさまざまな要因があります。多くのMVNOは、通信速度を公表しているものの、実効速度を保証しているわけではないため注意をしておきましょう。
格安スマホを選ぶときのポイントとなるのは…
格安スマホを選ぶときのポイントを、通信速度の面を中心に紹介していきます。
毎月のデータ量を確認して、自分の使い方を知る
格安スマホは、多くの場合、通信するデータの量によって何種類かのプランが用意されています。自分がこれまでどのくらいの通信量を月に使用していたかを把握し、これから格安スマホでやりたいことを明確にしておくと、適切なプランを選ぶことができます。
必要なデータ量は、メールやメッセージアプリの使用などが主なら少なく、動画閲覧などが主なら多くなります。
今スマートフォンを使っているのなら、まずは自分がどれくらいデータ量を使っているのか確認をしてみましょう。3大キャリアにて契約をしているのであれば、月々の明細でデータ量を確認できます。数ヶ月分を確認できるので、使用したデータ通信量の変遷と傾向をつかむことができるでしょう。
現在のスマートフォンでどれくらい速度が出ているか
今のスマートフォン機種でどれだけ速度が出ているかは、通信速度を計測するスマホアプリを使って計測することができます。普段使う時間に、できれば複数回計測できるとより正確になるでしょう。また、各地で速度を計測しているサイトやサービスなどもあります。ただし、状況によって速度は異なりますので、あくまでこれらのデータや情報は参考程度に確認するようにしてください。
料金
格安スマホには、以下のプランがあります。
- データ通信のみ
- データ通信+音声通話
データ通信の料金には、通信容量が決まっている料金の固定制と、利用した通信量によって価格が段階的に上がってい料金の従量制があります。
また、音声通話や通話に関するサービスをオプションとしているMVNOもあります。これまで使用していたデータ量に合わせてプランを選びましょう。
LinksMateではデータ通信とSMSができるプランは、例えば1GB/517円、5GB/990円、10GB/1,650円、20GB/2,750円、30GB/3,553円(いずれも月額・税込み)です。
データ通信容量は、100MB〜1TBの全38種類からお客様に必要な通信容量を選択いただくことができます。
詳しくは「プラン・料金」をご覧ください。
3Gか、4G/LTEか、他の規格か
通信に使う回線には、現在、3Gと4G/LTE、WiMAX、5Gがあります。一般に、3Gよりも4G/LTE、WiMAXの方が高速です。より新しい通信規格の5Gはさらに高速になります。
3Gと4G/LTE、WiMAX、5Gが使えるエリアは異なるので、格安スマホがどの種類に対応しているのか、自分のよく滞在するエリアにその回線の種類が対応しているのかを見極める必要があります。現在で主流となっているのは4G/LTEで、山間部など一部の箇所では3Gのみ対応しているエリアも存在します。5Gは2020年4月時点では一部対応施設・スポットでのみ提供されております。
NTTドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアでは各サービスの対応エリアを公式サイト上で公開しているので、詳しいエリアについてはそちらをご参照ください。
LinksMateではNTTドコモの回線を使っており、3G、LTE、5Gに対応しています。NTTドコモでは、3Gのサービス名はFOMA、LTEのサービス名はXi、5Gのサービス名は5Gであり、LinksMateのエリアはNTTドコモのFOMA、Xi、5Gと同じです。
詳しくは「通信エリア・通信速度状況」をご覧ください。
混雑する時間帯でも安定しているか
通勤・通学時間、お昼休み頃、夜間は利用者が多くなり通信速度が低下しがちなので、この時間帯に安定して速度が出ているMVNOを選びたいところです。
気に入った機種が対応しているかどうか
気になっているスマートフォン機種が使えるかどうかもポイントです。MVNOのサイトの多くで対応している機種の一覧が公開されています。海外製の機種でも対応しているなど、かなり多くの機種が使える場合もあります。通信速度には機種の性能も関わってくるので、よく仕様を確認しておきたいところです。もちろんデザインや操作性、機種の本体価格もさまざまであり、お好みのポイントで選ぶのもよいでしょう。
ただ、同じ機種でも、MVNOがどのキャリアの回線を使っているかを確認しておく必要があります。スマートフォンに限らず携帯電話端末には、機種ごとに対応している周波数帯があります。周波数帯とは、国がラジオ放送や無線、携帯電話などを扱う通信事業各社に割り当てている電波のことで、たとえば3.5GHz、800MHzなどと表記されます。データが通る複数車線の道路のようなものをイメージいただくとわかりやすいのではないでしょうか。
そしてNTTドコモやauといったキャリアは、扱う周波数帯がそれぞれ異なります。格安スマホとして使おうとしている携帯電話端末と、MVNOが借りている回線の周波数帯が一致しなければ、つながりにくい、あるいは圏外になることもあります。
また、海外製の格安スマホのなかには、3G専用という機種も存在します。デザインや価格だけでなく、製品仕様をしっかり確認するようにしてください。
自宅や職場にWi-Fiがあるか
自宅や職場、よく滞在する場所にWi-Fiがあり、在宅・在席する時間が長いのであれば、それほど高速な通信速度を求めなくても問題ありません。アプリのダウンロードや動画閲覧など、データ量が多くなる操作の場合はWi-Fiでインターネットにつなげるようにすれば、データ量も通信速度も気にする必要がなくなります。
MVNO独自のWi-Fiがあるか
NTTドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアには、公共で無料開放しているWi-Fiスポットがあります。キャリアの契約者向けのサービスなので、格安スマホに乗り換えるとこれらのサービスは基本的に使えません。ただし、独自のWi-Fiサービスを提供しているMVNOもあります。
- LinksMateでは提供しておりません。
MVNO独自のサービス
MVNOごとに特色のあるサービスが用意されています。たとえば、以下のようなものがあります。
- 人気の有料アプリが無料で利用できる
- 高速データ通信状態と低速データ通信状態のモード切り替えができる
- 提携会社のポイントがたまる
- NTTドコモとauのどちらかの回線を選択でき、簡単な手続きをすれば乗り換えることができる
- 低速データ通信になった時、最初の一定のデータ量だけ通信速度が速い
- 契約したデータ容量を超えて使用し通信制限にかかっても、データ容量を追加購入することで通信速度が元に戻る
- 2017年7月現在
LinksMateでは、対象コンテンツの通信量カウントが90%以上OFFになる追加オプション「カウントフリーオプション」を利用することで、月々のデータ通信容量の消費を抑えることができます。
詳しくは、「カウントフリーオプションについて」をご覧ください。
また、初期費用の割引や、データ通信容量の追加プレゼントなど、様々なキャンペーンを行っている場合があります。
現在行っているキャンペーンについては、LinksMateのサービスサイトをご確認ください。
格安スマホを選ぶなら
プラン、料金、対応機種の他、通信速度の安定度やWi-Fiの活用についても考えたいところです。
MVNOには、キャリアで使えるサービスがないなどの可能性がありますが、代わりにユーザーにとってメリットとなり得る、特色ある独自サービスを用意しているところもあります。チェックしておきましょう。
ポイントまとめ
通信速度が遅く感じるのはデメリットかもしれません。しかし、「動画閲覧やアプリのダウンロードにはWi-Fiを活用するように工夫する」「利用時間をずらす」「独自のサービスを利用する」といったように、カバーできる要素はいくつかあります。
通信速度を計測できるサービスなども存在するので、そのようなサービスも参考にしながら格安スマホを選びましょう。