MVNOのギモンを解消!

MVNOから乗り換えする
手順や方法って?
MNPする方法を知っておこう!

さまざまなニーズに応えた形の料金プランやデータパックなどを用意していることで注目を浴びているMVNO(仮想移動体通信事業者)。MVNOが提供する格安SIMを利用されている方も多いのではないでしょうか。ここでは、「現在のMVNOから他のMVNOへ!」「MVNOからやっぱり3大キャリアへ!」「3大キャリアからMVNOへ!」の3パターンにおける、それぞれMNP転出する方法をご紹介します。
知っておきたい節約ポイントや、必要な書類・手続きの流れ、注意事項を見ていきましょう。

必要な書類と注意事項

乗り換えに必要なもの

まずはMVNOからの乗り換えに必要なものをチェックしてみましょう。

運転免許証やパスポートなどの本人確認書類

乗り換えをするときには、運転免許証やパスポートといった本人確認書類が必須となる場合があります。本人確認書類と現住所が異なる場合など、提出する書類によっては、補助書類が必要となる場合があるので、契約するMVNOのサイト等にて事前に確認をしておきましょう。

契約者名義のクレジットカードを用意しておくと便利

他のMVNOへ乗り換えを考えているときにはクレジットカードを用意しておくとよいでしょう。MVNOは、毎月の契約料の支払いをクレジットカードで行っているところが多いです。ですが、クレジットカード以外の支払いが可能なMVNOもあるので、クレジットカードを持っていない方やクレジットカードでの支払いを避けたい方は、支払い方法を事前にチェックしてから契約するMVNOを選ぶようにしましょう。

メールアドレス

契約時にメールアドレスが必要となる場合も多いので、準備をしておくとよいでしょう。なお、三大キャリアのキャリアメールは解約すると使用できなくなります。事前にフリーメールアドレスを取得しておきましょう。

MNP予約番号

電話番号を変えずに、他社に乗り換えるときに必ず必要となるのがMNP予約番号です。MVNOから乗り換えをする際にも、MNPを利用して、電話番号を引き継げます。
電話番号を引き継ぐためには必ず必要になるため、MNP予約番号の発行方法をしっかりチェックしておきましょう。

MNP予約番号の発行方法

MVNOからの転出の場合、MNP予約番号の発行方法は大きく分けて2つになります。

  1. 電話で取得する方法
  2. WebでMNP予約番号を発行する方法

MNP予約番号の発行方法は、MVNOによって、「電話とWebのどちらでも発行可能」なケースと、「電話のみ」または「Webのみ」と片方のみに対応しているケースとがあるため、事前に確認をしておきましょう。

有効期限に注意

MNP予約番号には有効期限があり、発行してから15日以内に乗り換えを行わなければなりません。期限が過ぎてしまうと、発行したMNP予約番号は無効となります。無効になった場合、特に費用が発生することはありません。また、利用についても特に影響はなく、これまでの契約状態が続いていきます。ただし、やはりMNP転出を行いたいという場合は、再度、MNP予約番号の発行手続きが必要となってしまいます。

MNPするときの手続きで注意すべきこととは?

MNPを利用して他のMVNOへ転入する場合は、現在契約しているMVNOと転入先の組み合わせによって、注意すべきポイントが異なります。ここから、「MVNOからMVNOへ」「MVNOから3大キャリアへ」「3大キャリアからMVNOへ」の3パターンについての注意点を解説していきます。

MVNOからMVNOへ

現在契約しているMVNOから、別のMVNOへ転入するときには、「別のMVNOからの転入ができないMVNOがある」という点に注意しましょう。そのため、MVNOから別のMVNOへの転入を考える際には、「転入可能かどうか」を念頭において、転入先の比較を行うことが大切です。

MVNOから3大キャリアへ

MVNOから3大キャリアへ転入するケースで注意したいことは2つあります。

  1. 転入手続きができるショップが限られている
  2. 同系列回線からの転入の場合、各種キャンペーンが適用されない可能性がある

転入手続きができるショップが限られている

MVNOから3大キャリアへ転入するときには、Web申し込みができないケースが多く、MVNOからの転入手続きができないショップもあるため注意が必要です。3大キャリアへの転入を検討した段階で、最寄りのショップにMVNOからの転入手続きが可能かどうか確認しておくようにしましょう。

同系列回線からの転入の場合、各種キャンペーンが適用されない可能性がある

今まで使用していたMVNOと別系列回線のキャリアへ転入する際には、新規加入キャンペーンが実施されていれば適用対象となりますが、同系列回線を使用しているキャリアへの転入時にはキャンペーンが適用外となるケースがあるため注意しましょう。
キャンペーンを利用してお得に乗り換えをしようと検討している方は、適用対象となるかどうか、よく確認してから転入手続きを行うようにしましょう。

3大キャリアからMVNOへ

3大キャリアからMVNOへ乗り換えする場合に注意したいのは「2年契約(2年縛り)」です。3大キャリアで契約をした際には、機種代金の実質0円サービスや、通信料の割引を行う代わりに、2年契約を結んでいるケース(いわゆる2年縛り)も多く存在します。
2年契約を結んでいると、通常は、更新月以外での解約の際に違約金が発生します。更新月とは、契約を開始してから25〜26ヶ月目の月を指し、この2ヶ月間に、解約を行えば違約金はかかりません(契約解除手数料がかからないプランもあります)。
2年契約は「少なくとも2年は契約を継続する」というものではなく、「2年ごとに契約が更新される」ものです。この更新月を逃してしまうと自動的にさらに2年間の契約が更新されてしまうのです。
つまり4〜5月が更新月だった場合、4〜5月の解約を逃した場合には翌々年(さらに2年の契約分)の4〜5月になるまでの間は、契約を解除すると違約金が発生してしまいます。
更新月は、契約しているキャリアのショップや電話の他、Webサイトで確認できます。違約金を払わずに乗り換えをするには、まず自身の更新月がいつなのかを把握するようにしましょう。

賢く節約!乗り換えの費用について

MVNOから乗り換えをするときにはさまざまな費用が発生しますが、事前に契約内容などを確認しておくことで節約できる可能性もあります。乗り換え時に負担することになる費用について見ていきましょう。

乗り換えに必要となる費用

乗り換えを行う上で、基本的に必要となる費用は、転入先での契約事務手数料や、転出元に支払うMNP転出費用などがかかります。各MVNOによって、金額やかかる費用項目が変わるため、それぞれの規定を確認するようにしましょう。
LinksMateでは、転出時に最低でも以下のような費用がかかります。

  • MNP予約番号発行手数料:0円
  • SIMカード削除事務手数料:0円
  • SIMカード返却送料
  • 2022年9月

さらに、乗り換え時の費用負担が大きくなるかどうかは、解約による違約金の加算がひとつのポイントとなっています。続いて、知らないと大きく損をしてしまう可能性がある「最低利用期間」と「違約金」について見ていきましょう。

最低利用期間と違約金って?

契約開始日を起点とした「最低利用期間」を設定しているMVNOも多くあります。MVNOによって半年や1年など、最低利用期間の長さは異なり、その期間内に解約してしまうと「違約金(契約解除金)」が発生してしまう可能性があります。
中には、「最低利用期間」がないMVNOもあり、LinksMateもそのひとつです。契約後、いつ転出手続きを行っても違約金・解約金は発生しません。

端末の分割残額をまとめて請求される可能性も

MVNOとの契約時に新規端末を同時購入しているケースも注意が必要です。特に端末の代金を分割で支払っているときには、未払い分の端末代金をまとめて請求されてしまうなど、思いがけず多額の出費となる可能性があります。
MVNOからの乗り換えを考えるときには、費用について確認を行いましょう。

MVNO乗り換えワンポイント

通話やインターネットができない!? “空白期間”とは

MVNOに乗り換えるときには、通話やインターネットができなくなる“空白期間”が発生すると言う話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
以前はWebで、MVNOにMNP転入申し込みをすると、SIMカードが手元に届くまでの2〜3日間、場合によっては1週間程度も、通話もインターネットも使用できない空白期間が発生していました。
しかし今では、即日開通可能な事業者も多くあります。空白期間が発生するかどうか、事前に乗り換えをするMVNOの情報をチェックしておきましょう。
LinksMateでの開通作業・自動切換え作業は、9:00~21:00に実施しております。時間外および終了時刻直前のお申し込みの場合、開通作業の実施は翌日となります。
また、開通作業中は一時的にご利用の電話番号が使用できない状態になる場合がございます。余裕を持った切り替えを心がけるようにしましょう。

お得なキャンペーンを利用する

格安料金サービスや幅広いデータパック、今までになかったちょっとユニークなプランまで、それぞれの特色や持ち味を活かしたMVNOはたくさんあります。さまざまなサービスを前に、どのMVNOにしようか迷ってしまうかもしれませんが、そんなときにチェックしたいのが、契約時の特典や期間限定キャンペーンです。
現金やポイントでのキャッシュバックキャンペーンや、初期手数料が0円になるキャンペーンなど、お得な割引を実施しているケースもありますので、タイミングが合えばそのようなキャンペーンを利用するのもよいでしょう。

ポイントまとめ

MVNOから他社へ乗り換えをする際に、電話番号を変えたくない場合は、MNP予約番号を取得しておきましょう。契約するMVNOやキャリアによって必要書類は異なるので、漏れがないよう事前の確認が大切です。

次に、ちゃんと転入手続きが進められるかを慎重に確認してMVNOを検討しましょう。他のMVNOへ転入する場合には、そもそも他のMVNOからの転入を受け入れているか、キャリアへの転入の場合はどこで転入手続きを行うことができるかといったことや、キャンペーンの適用対象範囲について確認しておくと安心です。
事前準備や確認をしっかりとした上で、MVNOからの乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。

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2022年9月22日時点の記事です。一部最新の内容と異なる場合があります。